昨日の牧師先生の奥様とのキリスト教の学びの会が今日に延期になり、
時間ができた分、考えるのはやはり亡き息子の事ばかり。

もし生きていたら、あと1年ちょっとで卒業だったんだよなぁ。
と考えると、その日は意地でも引き籠もりたいし
きっとこの地方のニュースでもやるだろうから絶対に見たくない！！
本当は息子の卒業式の晴れ姿、見たかったなぁ！！

でも虐めで将来の人間関係を悲観してしまった息子にとっては
研修医になっても人間関係にトラウマを抱き、
その時に自死をしている事になったのかもしれない。

そうすると結局は息子のお嫁さんも見られない。
最愛の息子の可愛い孫も抱っこできない。
そう考えると、やっぱり息子が産まれる前から決めて来た
運命だったと思うしかないのかなぁ？

息子が産まれる前に2人流産して、やっと産まれた息子。
私は嬉しくて、息子の産声よりも大きな声で泣いた。

初めての育児で必死で育てて来たら、高機能自閉症がわかり
そこからはダメージを受けてる左脳をカバーしようと
必死で右脳教育をして、得意な分野を伸ばしてあげようと
大切に大切に育てて来た。

弟2人は健常児だから、放っておいても学校で友達と普通に楽しく遊んでいたけれど
亡き息子はそういう訳にはいかず、小学校では「変わった天才」と言われていた。
だから弟達みたいに凄く仲のいい友達なんていなかった。

「変わった天才」の集まりの中高一貫校に入った時は、これで紛れ込めると安心した。
だから息子も6年間は凄く楽しかったみたいだ。
いい仲間にも出会えて、最高の6年間だったと思う。

そして自分で決めた第1志望校の大学に入学して
もう子育ては殆ど終わったと思って安心していたら
まさかこんな不幸な事が待っていたなんて・・・。

と昨日はこんな事ばかり思い出しては泣いていた。
息子の友達が成長して行くのを見るのは、嬉しい半面
息子もこの中にいたらなぁと虚しくもなる。
これがずっと私達自死遺族には付いてまわるんだね。

まだまだ浮き沈みの激しい毎日だ・・・。