最愛の息子よ!ママの声聞こえる?

2011年6月に癌から来る鬱病で母を自死で亡くし、
2016年9月にあと19日で23歳になる長男を統合失調症による自死で突然亡くしました。
絶望の中で何とか這い上がろうとしています。
毎日少しずつでも前に進めたら・・・。
私自身、約7年間鬱病を患っています。

申し訳ありませんが、コメントは自死遺族の方、或いは関係者の方、
又は自死遺族の事をちゃんとご理解して下さる方のみでお願い致します。

改宗する事に決めたんです!!

10年前に義母が亡くなった時、キリスト教のホスピスでしたが
看護師さん1人1人がお祈りを捧げてくれたのがとても感動的でした。
あの時にもキリスト教って素晴らしいと思っていました。
きっと義母も幽体離脱してその様子を見ていたと思いますし
私同様感謝しながら感動していたに違いありません。


その後義母の葬儀で、この地方の結構大手の葬儀会社にぼったくられて
その時にもキリスト教に改宗したいと思っていました。
でも当時小4で1番宗教の事をわかっていなかった三男が
改宗を嫌がり、そのままになってしまいました。


そして私の母ですが、勉強家で神智学を30年ほど
聖書の勉強会は10年ほどしておりました。
でも威圧的な父の前では改宗したいとか、クリスチャンになりたいとか
言えなかったのだと思います。
私には「死んだら無宗教でやってね」と頼んでいたぐらいなので
世襲の仏教は信じていなかったんですね。


そして今回息子が亡くなって、葬儀が済んでからですが今度こそ改宗を決めました。
そのきっかけですが・・・。


実は私の友達のTさんが小さい頃から亡くなった人の声が聞こえたり
姿が見えたりする能力がある人で、それで仕事はしてないけれど
霊の方が「伝えて!!」と騒ぐので伝えるという感じだったそうです。


そのTさんが息子が亡くなって25日目に東京から会いに来てくれて
6年振りに再会しました。
私が結婚して以来だったSさんも静岡から一緒に来てくれました。


Tさんにそういう能力がある事をコロッと忘れていましたが
たまたまこの日は思い出し、息子が見えるかどうか聞いてみました。
そしたら私の右隣に座って時折私をハグしていると教えてくれました。
そして息子もTさんにはそういう能力がある事がわかって
Tさんに話し始めました。何度も何度もお世話掛けますとばかりに
お辞儀をしながら話していたそうです。
本当に律儀な子です。


まず驚いた事にTさんに「息子さんはママって呼んでる?」って聞かれました。
1つ前の記事に書いた様に、うちはずっと私の意向でパパママで呼んでいました。
それが聞こえるって事はやっぱりTさんにはわかるんだと思い嬉しくなりました。


その日は久々に会った3人で色々な話をし、東京に戻ったTさんが
LINEで連絡して来ました。


「メッセージが入って来たので伝えます。」と数回送ってくれました。
『ママに伝えて!ママが僕を追って来たら、僕にはもう永遠に会えなくなるんだよ。
 僕はママといつも一緒にいたいんだから寿命が尽きるまで生きていてね。』
(人の寿命は決まっているので、それより早く逝ってしまうと
 別の場所に行かされてしまうそうです)
息子の場合は、残念な事に22歳までって決まっていたみたいです。


それと
『ママの人生のシナリオには僕の後追いするシーンは
 描かれてはいないんだってことに早く気付いて』
とも友達に伝えて欲しいと言っていたそうです。


その翌日も翌々日(四七日でした)もメッセージを送ってくれました。
四七日なので、私は明け方ずっと泣いていました。
そんな事をTさんにLINEしたら、息子はTさんの声は聞こえないけど
私の声は聞こえ、そしてLINEの文字は読めるんです。
だからTさんのLINEを読んで、私にこうやって言って来ました。
『ママと一緒に僕も泣いていました。
 こんなに悲しい思いをさせるなんて思ってもいなかったのに・・・
 本当に本当にごめんねママ』
やっぱり泣き過ぎて、息子を心配させちゃっていたのね。


そしてその夜又メッセージが来ました。
『ママ、僕だってママと直接お話できたらどんなに良いかわからないよ。
 僕が話しかけてもママは答えない。
 そして気持ちが通じてないと思ってるから泣いてしまうんだよね。
 気持ちは通じているよ。そばにいるんだよ。ひとりぼっちになんてしてないよ。』と。


そしてTさんが、
「何度か同じメッセージが来ていたけど、すぐに伝えられなかった。
 あと食事が進まないことも心配していたよ。
 食べ過ぎはダメだけど大好きなサキイカも食べたくないの?って聞いてた。」って。


これには笑ってしまいました。
息子がいなくなって全く食欲がなくなったのを心配して言ってくれたんですが
息子には以前
「昔の映画館は今みたいにお洒落じゃなくて
 せいぜいサキイカとかピーナツとかぐらいしか売ってなかったけど
 私はサキイカが大好きだったから、いつもサキイカを食べていたんだよ」
と話した事が数回あるんです。
それを覚えていて、消化は悪いけど、私の好きなサキイカの事を言い出したのですが
これを知っているのは息子だけなんです。
Tさんは色々な霊の声が聞こえるので、最初は「何でサキイカ?」と訳がわからず
私の息子から私へのメッセージじゃないかと思って伝えてくれたらビンゴでした。(笑)


その後も色々お話し、その時息子が言いました。
『生きていた頃よりママを身近に感じているよ。
 こんなに愛されていたなんて思わなかったから嫌われないように
 悲しませないようにって一生懸命頑張っていたんだよ。』って。
だから私は息子に言いました。
「私が嫌うはずないのに!こんなに私の事を助けてくれて、いつも気遣いしてくれて、
 優しくて、本当に自慢の子なのに!!」とLINEで伝えました。


息子とは3日に2日ぐらいお話していました。
ある時息子が私にこうやって言って来ました。
『お経をあげると霊が成仏すると言うのは嘘だよ。
 死んだってサンスクリット語がわかるようになるわけじゃないんだ。
 それに現在のお経はかなり鈍っていて意味さえ通じないんだよ。
 お経は生きている人の心を鎮めるためにあるんだよ。
 ヒーリングソングみたいな役割なんだ。
 でも無駄な行為ではないよ。霊には気持ちはちゃんと伝わるからね。』


これを聞いた時が今度こそ改宗しようと思ったきっかけだと思います。
そして四十九日の時、お経をあげに来てくれた僧侶に悲しみのどん底にいる私に
更に五寸釘を打つかの様な事を言われました。


「死んだらおしまい。霊も魂もない」と。
いや、だって私実際に息子とお話してましたけど!!
そして納骨もなるべく手元に置いておきたくて渋っていたら
「大きい方の遺骨は、あんなの土に返るだけですから
と言われた時には、あまりにもショックな言われ方に
この僧侶、そしてこの宗教にはもう付いて行きたくないと思いました。


パパも「ママが心穏やかになれるものならどんな宗教でもいいよ」と言ってくれたので
そこから2週間ほど調べまくったり、友達に相談したりして
結局キリスト教に改宗する事になりました。
地方の大学にいる次男は「僕はいいよ。任せるから」と言ってくれましたが
又しても既に大学2年の1番なんちゃって仏教徒だった三男が
「俺には改宗する理由がない」と言って反対して来ました。
でも4人中3人が同意していたし、三男が改宗しない理由もないですし
(一応カトリックの大学に行っています)
どうせ元々なんちゃって仏教徒ですから、世襲の仏教にこだわるのも筋が通りません。
家族で1番なんちゃって君で、ちっともお線香もあげてくれない子でしたしね。


別に次男と三男にクリスチャンになれと言ってる訳ではないし、
これから色々な行事がキリスト教で行われるというだけなんです。
だからこの際三男の理不尽なこだわりは無視して改宗する事にしました。
その理由も実はまだあるんですが、それは又今度書きますね。

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