遺族がして欲しいと思っている事
今読んでいる本からの一部抜粋(少し形は変えてあります)です。
遺族は周りの人々からどうして欲しいのでしょうか?
1.話を聞いてくれる人。慰めの言葉は多くの場合、無意味ですが、
遺族の話を聞いて上げる事は、必ず役に立ちます。
すぐに話したい人もいれば、何週間か何ヶ月か経ってから
話したくなる人もいます。その時になったら話を聞いてあげて下さい。
彼らの疑問や質問に答える必要はありません。
「どうして?」という質問には、答えはないのです。
2.遺族の思いや気持ちや体験を、全て受けとめて下さい。
特に彼らが超常的な体験をした時に、これは大切な事です。
その体験について、あなた自身の考えや気持ちがどんなであっても構いません。
ただ、聞いていて下さい。
99%、こうした体験は良いものであり、悲しみに暮れている人は
それがとても現実味のあるものだった事をあなたに認めて欲しいだけなのです。
あなたのスピリチュアルな信条を曲げる必要もありません。
ただ聞いていればよいのです。
3.長居するより、日常的に訪ねたり連絡する方が最も大切です。
殆どの人は、自分でこの程度でいいと決めたお悔やみの時期が過ぎると
「共に居てあげる」のをやめてしまいます。
でも遺族の多くは、周りの人が「普通の生活に戻ったはずだ」
と感じてから何年も経つのに、まだ亡くなった人について語りたいと思っています。
又、超常体験は死の直後から多くの年数が経ってからまで、いつでも起こります。
4.あなた自身の体験と彼らの体験を比べてはいけません。
それぞれにふさわしい悲しみの体験は異なっています。
5.子供達は大人と非常に違う喪失体験を味わいます。
超常体験を大人よりもずっと鮮やかに生き生きと体験する事が多いのです。
子供達は超常体験を話すと周りの人が怖がるだろうと感じると
自分の体験を話そうとしないかもしれません。
でもこうした事をちゃんと認めてあげれば、子供にとっても
深い心の慰めとなるでしょう。
これを読んで、とてもなるほど~と頷けました。
確かに私もそうです。とにかく聞いて欲しいと思います。
但し、相手は私の事をよくご存知の方とか同じ体験をした方に限られますが。
そして12月に年賀欠礼葉書を出して、年末の忙しい時期に心配して
3回も訪ねて来てくれた高校時代の友達がいます。
それからもよく私の癒しになればと手伝ってくれています。
残念な事に、彼女のお子さんの1人の生まれつきの病気が深刻になってしまい
今入院中で最後に彼女に会ったのは1週間前でした。
ただただ彼女のお子さんが回復して元気を取り戻してくれたらと祈るばかりです。
あと、うちには超常体験を鮮やかに生き生きと体験できる幼い子がいないので
誰からもそういう体験が聞けないのが残念ですが、
子供だから感じられる事があるかもしれません。
幼いお子さんをお持ちの方、お父さん、或いはお母さんからのメッセージとか
何か聞いてないか聞いてみるのもいいかもしれないですね。
以上、今日読んでいたとこで書き留めておきたかった事を書いてみました。