最愛の息子よ!ママの声聞こえる?

2011年6月に癌から来る鬱病で母を自死で亡くし、
2016年9月にあと19日で23歳になる長男を統合失調症による自死で突然亡くしました。
絶望の中で何とか這い上がろうとしています。
毎日少しずつでも前に進めたら・・・。
私自身、約7年間鬱病を患っています。

申し訳ありませんが、コメントは自死遺族の方、或いは関係者の方、
又は自死遺族の事をちゃんとご理解して下さる方のみでお願い致します。

虚しい片付け

息子が亡くなって、色々あってキリスト教に改宗したので
仏壇も撤去して供養してもらい、仏間の隣の半間の押入れも除去し
床の間も除去し、襖はネットで頼んで洋風にしてもらい
半分以上畳なので和室だけれど、元々カーペットが敷いてあるから
どこから見ても洋室になりました。


この連休で、パパとこの際だから色々整理しています。
私は動悸がしちゃうから、休み休みですが・・・。


子供達が小さい頃にいっぱい読んであげた英語の絵本とか英語の玩具とか
英語のビデオ(当時はまだVHSです)とか英語を話す地球儀とか出て来ました。
亡き息子が自閉症ゆえに日本語があまり通じず
ある時英語をやってみたら、英語なら反応する事がわかったので
意思の疎通が図れるのなら、何語でもいい!と思い、
そこから英語が話せないパパは子供達の通訳を介して、家の中が英語になりました。
だから英語の玩具や絵本が多かったんです。


そんな大切な幼少期を作って来た英語の絵本や玩具とかも
もう見る事もないから、捨てないと片付かないけれど
特に英語優位だった亡き息子との思い出がいっぱいだから
簡単に割り切って捨てられません。
だから片付けをしていると、凄く虚しくなってしまいます。


あの当時は、私はこの子の為に英語を勉強して来たんじゃないかと思えるほど
本当に英語をよく吸収して、意思の疎通を図ってくれました。
英語を通して、表情も明るくなり、保育園でも先生によく言われました。


だからとても全部は処分できないけれど、息子達(特に上の2人)の
可愛らしい英語の文字が残っているワークブックとかは捨てられません。
三男はあまりやってくれなかったし、長男が小3の2月から中学受験勉強が始まり
三男の英語は中途半端なままになってしまいましたので、あまりワークはないんです。


とにかく思い入れの沢山ある物ばかりだから、
息子が亡くなってたった4ヶ月で片付けろと言われても簡単にはできません!!
どうせなら私が逝ってからにして欲しいぐらいですが
和室の改装をしたので、そうも言っていられません。


三男は一切手伝いません。
きっと「お前達が勝手に改宗したんだから、俺は関係ない」とでも
思っているんでしょうね。
でも改宗云々がなくても、家族が1人亡くなってしまったのだから
片付けはしないといけないんですよね。


昨夜パパがリビングの本箱も解体して処分する事にし
それをとりあえず玄関の方に運ぶのを三男に頼みましたが
もうその時から不貞腐っていました。
(私では胸筋に力が入らないのでできないし、動悸がするのですぐに疲れます)


息子が亡くなっただけでも辛くてしんどいのだから
お願いだからその不貞腐りと悪態やめてくれないかなぁ?
余計に虚しくなってしまうよ。


医学生の鬱病

先日書いた様に、私は今回申請して自立支援受給者証と
精神障害手帳2級の交付まで漕ぎ着けました。
てっきり3級だと思っていたので、どんなメリットがあるのだろうと
色々調べていたら、別の驚くべき事を見付けてしまいました。



アメリカのハーバード大学医学部の研究グループが
米医学誌「JAMA」において興味深い発表をしました。


その内容は、47ヶ国、12万2356人の医学生を調査した結果、
鬱病や抑鬱症状を抱えている医学生の割合は27.2%におよぶことが
分かったというものです。


さらに、自殺念慮がある医学生は11.1%に上る一方、
精神科や心療内科で治療を行う医学生はそのうち15.7%しかいなかった
ということも分かりました。


研究グループのRotenstein氏らは、
「鬱や自殺念慮の原因としては、学内での競争によるストレスや不安などが
考えられ、教育カリキュラムや学生の評価方法を見直すことで
改善できるかもしれない。」と語っています。



これを読んで、やっぱり医学部に入りたいと言った時に反対しておけば良かった!
と今更ながら思いました。
だって息子の小6の時のなりたい職業は、科学者(化学者?)だったんだもの。
理学部とかに入っていたら、学内での派閥や競争もなく
無視されたりとかの虐めもなかっただろうと思います。


実は私は自分が鬱病になった時に、性格が私に似ている息子が1番鬱病になりやすい
と心配したんですよね。
そうやって息子に言ったら、「俺が?それは有り得ない」って言ったんです。
でも私自身も「私が鬱病?有り得ない!」って思いましたからね。
真面目で責任感が強いとこは、私と息子はソックリなんです。


なのに自分の鬱病の苦しさでいっぱいいっぱいで、
息子の悩みに気付いてあげられなかった。
そんなに厳しい学部にいて、虐めまで受けていたのに
自分の鬱病と闘うのに必死で気付いてやれなかった。


うちは母も癌から来る鬱病による自死で、息子は学内派閥による虐めからの鬱病。
私は母の没後、責任を全うしなくちゃという気持ちで必死だったので
父の介護をやり(殆ど元姉に押し付けられたんですが)
その気持ちを踏み躙られた事によるショックと恐怖心から来る鬱病で
3人の中では1番鬱病歴が長い(5年半)のに、しつこくまだ生きています。


うちは医者家系じゃないんだから、息子が医者になりたいと言った時に
反対しておけば良かった!!
もう今更どうしようもないけれど、理学部だったら・・・と思うと
やっぱり無念です。
まさか医学部にこんな落とし穴があるなんて、医者家系じゃない我が家には
全く予想も付かない事でした。


実は今教会でご一緒している息子の2歳上の子も、
5年の実習辺りから鬱病になり、3ヶ月入院し、2年間休学し
4月から復学しますが、私はとても心配しています。
一時期はいつ自死してもおかしくないぐらいだったそうで
今は教会に通う様になってかなり明るくなりましたが
又復学したらどうなるかと思うと、とても他人事では済みません。
私が生きている限りは、様子を見て行きたいと思っています。

弱音吐かせてね。

うちはクリスチャンだから、月命日はないけれど、
昨日で息子が亡くなって丸4ヶ月でした。


息子とこんなに長い間離れていたなんて、息子が産まれて初めての事で、
今までの最高でも、中3で行った語学研修の2週間。
だからその8倍以上も会えてないんだよ!


それに語学研修の時は、ステイ先のファミリーにパソコンを貸してもらい、
毎晩メールくれていたから、遠くても毎日メールで話せたよね!


でも今は亡くなって39日後に最後のメッセージくれてからは
1度もくれないし、もう泣き虫ママの事は見捨てたのかなぁ?


ママは毎日大切な息子を失った喪失感だけでなく、三男の超反抗期もあって、
ただでさえ体がしんどいのに、これ以上生きて行く自信なんてないよ!


あとどれだけ待ったらお迎えに来て、この生き地獄から救ってくれるの?
救ってくれないのなら、私が逝くしかないよね?

ご存知かもしれませんが

ここにいらしている方は、家族の喪失感から鬱病を患っている方も多いですよね?
私も母の自死があって暫くしてから、5年半ほど鬱病を患っています。
そして今まで知らなかったんですが、息子の葬儀をした斎場の担当の方が
御夫婦揃って鬱病で、自立支援受給者証と精神障害手帳3級を持っていると
教えて下さいました。
まさか鬱病でそういう支援があるとは知らなかったので
その後心療内科でその申請をしたいので書類の記入をお願いしました。


大病院でも書類(診断書の詳しいのですね)には数週間ぐらい掛かるので
小さなクリニックなので1ヶ月以上掛かりました。
私と同じ様に、先生(お1人です)に申請書類の記入をお願いしていらっしゃって
時間は掛かりましたが、書類が用意でき次第、パパが役所で手続きして来てくれました。


そして昨日自立支援受給者証(医療費が1割負担に減ります)が届きました。
でもこれは今通院しているクリニックのみなので、
どこの医療機関でも1割になる医療証の発行手続きを又新たにしないといけません。


あと精神障害手帳はもらえないか、出ても3級だと思っていたら
何と2級がいただけました。
(良いのか、悪いのか・・・なんですが)
2級は「家族の支援やヘルパーの支援があれば何とか日常生活ができるレベル」
となっています。
確かに今の私は、パパの支援(長男がいた時は長男も手伝って)がないと
日常生活はとてもできません。
鬱病から来る胸の圧迫感で、胸筋に力が入らないから
重い物が持てず、洗濯物も乾いた物しか運べません。
(干すのは2階のベランダです)
安定剤や導眠剤を飲んでいるから、朝は起きて1時間ぐらいボーッとしてしまい
元々朝食はしっかり食べる家ではないので、パパがピーラーを使ってリンゴを剥き
あとは切るだけの果物2種を用意しておいてくれます。
主食はパパはトーストだけど、お味噌汁を飲みたがり
1人分だと味噌漉しも届かないから、結局毎日インスタントを飲んでくれています。


この精神障害手帳は、交付OKのお知らせが来ただけなので、
今日証明写真を撮って来て、パパが交付してもらう手続きをして来てくれます。
この手帳を持っていると、サッと調べただけでもこんなメリットがあります。
●携帯電話サービスの割引
●NHK受信料の割引(全額or半額免除)
●映画館の割引
●バス運賃の割引
●その他公共施設の割引(動物園、博物館など)
●所得税、相続税、住民税などで控除が受けられる


目に見てわかる病気ではないので、こういう支援があるとは思ってなかったけれど
斎場の担当の方のお陰で教えていただいて、やっとここまで漕ぎ着けました。


もしご存知じゃない方がいらしたら、是非とも申請してみて下さいね!
詳しくは
うつ病への理解・精神障害者保健福祉手帳について|うつ病について知る|うつ病 こころとからだ
にも書いてあるので、読んでみて下さいね。

いつになったら時が流れるの?

私自身は「天才てれびくん」を見た事がなかったので、
伊藤元太君の存在も知りませんでした。
でも一昨日ぐらいから彼が8月31日に川の事故で亡くなっていたという報道を聞き
ご両親からのお手紙も拝読し、その無念なお気持ち、本当に痛いほど伝わって来ました。
まだ大学1年生になったばかりで、事故の前日ぐらいに免許も取れたばかり。


「我が家は元太が亡くなった8月31日以来、時が止まってしまいました。」


元太君にご兄弟姉妹がいらしたかどうかはわかりませんが
その気持ち、ここでブログを書いていらっしゃる皆さんもわかりますよね。
全く同じ気持ちですよね。
それでも否応なしに時が流れて行く。
そしてその流れについて行けない自分がいる。


「元太が生まれてから一緒に過ごした18年間は本当に幸せでした。


 NHKへの出演も含め、小さい頃からの元太の活動とファンの方からの応援に私たちは励まされ、元太の健やかな成長に幸せを感じながら将来の夢を託しておりました。長じてからは、何よりも元太自身が自分の力によって大学の入学や芸能事務所への所属など、幸運を引き寄せたことに親として喜びも感じておりました。それがこの8月31日、一瞬にして彼の夢と希望や家族の幸せが断ち切られてしまいました。


 よく時が解決すると言いますが、子どもを喪った親には解決するような時は流れません。


 今もカレンダーは8月のままです。テレビも見なくなりました。元太が元気でいた時と同じように元太のお骨に話しかけ、食事を作っております。それでも元太は食べてはくれません。返事もありません。元太の生の声が聞きたい。明るい元気な声をもう一度聞きたい。」


あ~、どうしてこんなに辛い思いをしないといけない親が
全国には沢山いるんでしょうね?


うちの息子は芸能界とは全く無縁だけれど、
自分の夢に向かって着々と進んでおりました。
元太君もうちの息子も、ここにいらっしゃる皆さんのお子さんも
皆志半ばにして現世での夢を断ち切られ、親としては断腸の思いだけではすみません。


昨日はブログ仲間のとこで、9年前にお子さんを亡くされた
風見しんごさんの気持ちが書かれたブログを読みました。
親よりも子供が先に逝ってしまう事って、どれだけ辛いか
本当によくわかるから、ここ連日の悲しいお話に又胸が痛くなって来ます。


私達の時間って、いつになったら前みたいに流れるんでしょうね?